健康関連情報
予防医学が主流となる時代
健康食品の定義
保健機能食品について
サプリメント消費超大国アメリカ
 
  保健機能食品について

    前項で述べたように、健康食品には多種多様のものが販売されていますが、法律的な観点からも、我々消費者が適切な健康食品を選ぶことはとても難しいのが実情です。
特保
  生活習慣病の増大、依然として死亡率No.1の病として君臨するガン、そして出口が見えない不況など、我々の生活を窮地に陥れる要素が多く存在する今日、「健康こそが資本」という考えが国民の意識として定着しつつあります。こういった国民の健康意識の高まりを受け、厚生労働省は安全性や有効性を考慮して、基準・許可制度などを設定しました。この基準などを満たした食品が「保健機能食品」です。

 「保健機能食品」は、その目的や機能によって「特定保健用食品(特保)」「栄養機能食品」2種類に分類されています。「特定保健用食品(特保)」は、薬との差異を明確に出すため、カプセルや錠剤などの形状にして販売することが認められていなかったのですが、この規制が緩和されました。そして、製品にある程度の効果を表示することも認められるようにもなりました。

 一方、「栄養機能食品」は、厚生労働大臣が定めた栄養成分の上限値・下限値の範囲内であれば申請・審査が不要なため、販売企業の判断で「保健機能食品(栄養機能食品)」という名を使って販売できる健康食品のことを指します。特保のように製品の効果表示は認められておらず、栄養機能のみの表示となっています。この「栄養機能食品」として属している健康食品には、12種類のビタミン食品2種類のミネラル食品などがあります。

保健機能食品の分類 保健機能食品の分類 保健機能食品の分類
保健機能食品の分類 保健機能食品の分類 保健機能食品の分類

  この基準・許可制度のスタートにより、無秩序に氾濫していたといっても過言でない健康食品に一定の規則が定められましたが、ごく一部の栄養補助食品だけしか「栄養機能食品」には入らず、機能表示についてもまだまだ規制が多いため、具体性が見え難いという問題も存在します。しかし、これまでより前進したことは確かであり、今後も消費者の希望に応えるために改定を重ねて、栄養補助食品選びの基準になってくれることが期待されます。